改め、いつか話した妄想のまとめ。
前々回の妄想に円の紋章の話が出たのでついでに変化の紋章について。
以前、舜さんと絵チャで妄想し合った話でも。
変化の紋章ってなんだろうというのが出発点。
定住できないのが呪いってのが公式で出されている情報なんですが、何故個人ではなくてシルダル族という一族での所有なのか。
基本的に紋章が人に宿る場合、個人に宿ってますよね。
稀に二つに分かれていたり、表と裏で独立していたりしますが、一つにつき一人の人間が所有してます。
一族で共有するってどんな状況なんだろうと考えてみて、シエラの蒼き月の紋章を思い浮かべるけど、紋章を介して人間とは別物になったものがその起因になる紋章の恩恵を受けるためでもなければ、シルダル族が散り散りになることだってあるででょうし、紋章に付き合わなければならない最小限の人数で放浪をすればいいと思うのですね。
薄情ですが、一族全部を巻き込むって相当な事情がないと無理です。
過去シリーズ、特に3のシルダルの遺跡を思い起こしてほしいのですが、紋章を封印・破壊する機能がありました。
しかも5では黎明の紋章に反応する高文明の遺跡を作り上げています。
変化以外の真の紋章を手にする機会があり、恐らく所持していたこともあるにもかかわらず、自分たちが真の紋章を独占することも、その土地から持ち去ることもしていません。
このことから、シルダル族は真の紋章を道具として使用することはあってもありがたがってはいない。
むしろ、変化の紋章を手放したく思っていて、自分たちの所持する紋章を封印するために各地の紋章を封印の実験に使用しているのではないか、と思えます。
だからこそ、先にあげた最低人数の旅路にならないのは『何か』が阻害して、群れから離れたくても離れられない理由があるのではないか。
その『何か』が紋章の呪いの一部ではないか。
そこで私が掲げた仮説が、変化の紋章とは個人ではなく集団に宿るというものです。
集団、と一口に言ってもみんなの右手に紋章が刻まれているわけではなく、宿主は一人で、ある期間毎にその集団の中で紋章が勝手に宿主を変えてしまうというものです。
例えばABCDと4人のグループがあって、今日の宿主はA、明日から1週間はB、その次は3日だけC、その次は1年間Dのように、ランダムに変わってしまうのではないか。
それ故にシルダル族は群れからはぐれられなかったのではないかと。
一族から抜けるのは簡単だけど紋章の束縛からは逃げられず、また、自分が宿主に選ばれてしまった時、どのぐらいの期間かわからない中で一人さまよい続けなければならない恐怖に苛まれるより、運命を共にする一族と封印をして紋章から解き放たれる僅かな希望を選んだとしても不思議じゃないと思いまして。
2の時点で失われた流浪の民と言われていることから、とっくに何処かで封印が成功しているのかもしれません。
ここからは舜さんの仮説になりますが、その封印場所とは土地ではなく、人ではないか。
そしてその人こそビッキーなのではないか、というものです。
真の紋章を土地に縛り付けるのは紋章の一カ所に留まれないという性質上無理です。
だから土地に紋章を封印するための遺跡はあっても変化の紋章が発見されたことはない。
ビッキーが戦争が終わる度に姿を晦ませてしまうのは、瞬きのような間しか同じ場所居られないからではないか。
どこか記憶が曖昧なのも紋章の影響でめまぐるしく記憶が『変化』しているからではないか。
瞬く力に長けているから、封印の為の人柱に選ばれてしまったのではないかと話しました。
継承前が子ビッキーで、継承後がビッキー(16歳)
3で両方が揃ってしまったのは大きい方の力に煽られて本来交わらないはずの時に渡ってしまったのではないか。
そうだと仮定した場合、3の時代にどんな理由があるのだろうと話が逸れてしまったので、変化についてはここまでです。
成る程なぁと目から鱗を落として、更に妄想を続けます。
人に封印、というよりは一族の間をふらふらと行き来する紋章を一人に縛り付けた、という状況ではないかと考えます。
意図的にそうしたのか、必然的にそうなったのかでビッキーの境遇がかなり変わってきます。
意図的の場合、人身御供よろしくビッキーに押し付けたことになります。
それをビッキー自身が了承していたのか、否応なく押し付けられたのか、どちらにせよシルダル族の心証は良くありません。
もう一つは、長く放浪を続ける内に、一族に紋章が宿っていると言ってもランダムに選ばれた一人しか実質的には宿していませんので、徐々に人数が減っていき最後に残ったのがビッキーというパターンです。
変化の紋章が次の集団に移るには最後の生き残りであるビッキーが死なないと条件が満たされないというオプションがついてたら、ビッキー以外に宿らないのではないかなーと。
これまでの妄想をまとめると、
・変化の紋章の呪いは『定住できない』(公式)
・個人ではなく、集団の中の誰かにランダムに宿る
・紋章の呪縛から逃れるために放浪を続けながら封印について研究していた
・失われし流浪の民との呼称からすでに封印は完成している?意図的か、必然的か。
・封印先は土地ではなく、ビッキー(人)
・ビッキー=変化の紋章継承者(シルダル最後の一人?)
・ビッキーの死後、変化の紋章は部族単位の集団に宿主を移りかえる
というのを前提にビッキーの言動を振り返ってみて、ビッキーの故郷とされる『フワ・・・』はシルダル族最後の地、いわゆる『永遠の都』になるのかな・・・
多分もう他の遺跡と同じで『~の遺跡』としか認識されておらず、シルダル族しかその名を知らないから地図にも人の記憶にも残ってないのかもしれませんね。
ビッキーにとっての故郷が一族の安住の地、つまり一族のお墓だとしたら切ない。
まぁ、全てがご都合主義の妄想なので、外伝のカラフルな部屋とかなんなの?って言われると困るのですが(笑)
こういう考え方もあるよってことで。
一人で妄想するのはもちろん楽しいですが、誰かと語り合いながらはもっと楽しいです。
舜さん、またお時間ありましたらお茶しましょうv